JA熊本うきメロン専門部会は、宇城市の松橋ホワイトパレスで、メロン出荷反省会を開いた。部会員や県、市場、JAなど関係者110人が出席した。2014年産春メロンの生産販売報告や秋冬メロン出荷計画、次年度に向けた課題や問題点などを協議し、意見交換を行った。
14年産春メロンは、主力品種である「アンデス」や「クインシー」を含む全体の生産面積は88・1㌶(前年比87・7%)で、熊本県内のシェア率は約30%となる。地域性や設備に応じた栽培体系の見直し、状況に応じた着果個数の制限、さらなる出荷計画の精度向上を目指し、安定した生産出荷に努める。
14年産秋冬メロンは、JA管内171戸の生産者が32・5㌶を作付け、9月下旬から12月下旬まで総出荷量818・7㌧を計画する。栽培対策として①コナジラミによる退緑黄化病対策②土壌消毒技術の確立③無加温作の厳守――の徹底を確認した。
内村真雄メロン専門部会長は「部会員一致団結し、大玉で高品質なメロン生産に励んでいきたい」とあいさつした。
次の13年度品種別優良者の表彰を次の通りに行った。
▽アールスメロンの部=那須信一・とみこ(松橋地区)▽アンデスメロン=矢野清敏・久美子(下北地区)▽クインシーメロンの部=稲田博章・和江(小川地区)▽オレンジハートの部=秋築義光・秀子(小川地区)▽肥後グリーンの部=和田清・美恵子(小川地区)