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コシ初検査品質良好/JAくま

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整粒歩合をチェックする検査員


 2014年産早期米「コシヒカリ」の初検査がこのほど、あさぎり町のJAくま中球磨ライスセンターで行われた。
 管内の14年産コシヒカリの作付面積は13㌶。14年産は、天候に恵まれ順調に生育。登熟期に台風の影響を受け倒伏した圃場(ほじょう)や鳥害による被害も若干みられたが、品質は良好で収量は平年よりやや多い。
同日は、今後の目ならしを兼ねて、農産物検査員の資格を持つJA職員13人が検査。そのうち、新たに検査員の資格を取得した職員が、検査員としての任命書を受けた。
 検査を受けたのは、あさぎり町の2戸が持ち込んだ95袋(1袋30㌔)の2・85㌧。抽出した玄米のサンプルを専用の皿に広げて整粒歩合、カメムシの被害粒や未熟粒の混入程度及び水分確認した結果、2・4㌧を1等に格付けした。
 和泉一郎営農部長は「米政策転換などに柔軟な対応をし、飼料用米や焼酎米にも対応できるよう施設整備を整えていてほしい。公平な目線で、緊張感を持ち業務にあたってほしい」と検査員を激励した。
 また、新たに検査員となった那須和広さんは「公平かつ誠実に検査を行うべき責務を自覚し、農産物検査法に基づく命令の規定を遵守します」と宣誓した。
 早期米の検査は、今月いっぱいの予定。9月上旬から、普通期米「ヒノヒカリ」「にこまる」に移り、晩成品種など11月上旬まで続く。

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