JA阿蘇高森スイカ部会では、特産「色見スイカ」の出荷が終了した。今年は、定植後の朝晩の冷え込みなどにより、やや生育は遅れ気味だったが、梅雨明け以降の天候に恵まれ、例年に負けない品質となった。販売担当の森谷峻職員は「味は例年以上の出来。今年も良品質のものを消費地に届けることが出来た」と話す。
出荷は上旬にスタート。初日から同JA高森集荷場に持ち込まれたスイカを担当職員が、1玉ずつ厳選して出荷した。
同部会のスイカは阿蘇郡高森町の色見地区で栽培されており、他産地のスイカが少なくなる時期に出荷されるため消費地でも評価が高い。一方で、年々生産者や作付面積の減少が続いており、希少価値の高いスイカとなっている。