「肥後のでこなす」／ＪＡ熊本市

　ＪＡ熊本市茄子（なす）部会は、２０１４年度総会と反省会を同市の天明ホールで開いた。消費者から期待される夢未来ブランド「肥後のでこなす」の生産安定と品質向上を目指し、15年度も現地検討会や試食宣伝会に取り組むことを確認した。反省会には荷受市場24社が出席し、情勢報告や生産者との意見交換を行った。
　14年度の共販実績は、作付面積７１・６㌶（前年比１・２％減）で出荷量１万２２８４㌧（同３％増）。販売高は40億７８１０万円（同５・５％増）だった。
　15年度は新たに７戸の農家が加入し生産農家は１６６戸となった。作付面積は77㌶になる見込み。
　中原克義部会長は「後継者が夢を持って茄子生産に取り組めるよう、消費者に満足していただける高品質なナスの生産を目指していこう」と呼び掛けた。総会では、品質や販売高などで優れた生産者16人に、中原部会長が表彰状と記念品を贈った。