JA熊本市管内で14日、メロンの出荷が最盛期を迎えた。生産者は、ハウス内で収穫に追われている。今の時期は、赤肉のクインシー(25・6㌶)、緑肉のタカミ(6・3㌶)を中心に、連日約1万ケース(5kg/1ケース)を出荷している。
2013年産は天候が良かったこともあり、着果もよく果実肥大は良好。西南・東部地区メロン部会の上村博部会長(52)は「今年は豊作で、昨年よりも大玉で糖度のりも良く、大変美味しく仕上がっている」と話す。
部会では、有機質肥料を使用し、ハウス内の温度管理を徹底して安全で質の高い生産に努めている。圃場での糖度検査、選果場での糖度センサーを用いた選果で、品質の安定したメロンを提供する。
部会では他に、アンデス(12・2㌶)、アムス(2・2㌶)、レイナ(1㌶)等を栽培。13年産出荷量は2080㌧を計画する。