JAあまくさ園芸部会ミニトマト部は、管内で冬の基幹作物である2014年産のミニトマトの出荷を始めた。夏場の長雨の影響で昨年より出荷が若干遅れたが、玉肥大は良好で糖度も高く品質は上々だ。
JAあまくさ下島集送センターでは、現在日量50㌜(1㌜3㌔)程を関西や、11月からは関東へも出荷している。ピーク時の1月は日量200~300㌜の出荷を見込んでいる。
JA管内では15戸の農家が作付面積3.09㌶(前年度比114%)で栽培し、品種は主にCF小鈴・アンジェレ。CF小鈴は裂果が少なく濃赤色が特徴で、葉かび病に抵抗性をもつ。アンジェレは甘味と酸味のバランスに優れ、 果肉がしっかりしてサクっとした食感。
同部会では、指導員による定期的な圃場(ほじょう)巡回により栽培管理の徹底や情報を共有し連携を図っている。
JAでは14年度の出荷数量201㌧(前年対比105.4%)販売高1億692万(同比108.6%)を目標に掲げ、翌年6月までの出荷を予定している。