全国屈指のイチゴ産地として知られるJAたまな管内の横島町で5日からイチゴの出荷が始まった。平年に比べて前倒しの出荷が進み、例年を上回る出荷量となっている。横島集荷センターの担当者は「糖度が15度を超すものもあり、高品質に仕上がっている」と話す。同センターにイチゴを持ち込んだ生産者の大塚昇さんは「去年の同じ時期より出荷量が多いので大変だが、出荷が順調なので安心している」と話した。
JAたまな横島イチゴ部会では115戸が34㌶で「さがほのか」と「紅ほっぺ」を栽培し、主に関西と名古屋に出荷している。12月の初旬から中旬にかけて一度目の出荷最盛期を迎え、6月上旬まで出荷される。