出荷規格の確認をする生産者
ＪＡ菊池花き部会は、トルコギキョウの出荷本番を前に出荷査定会を開いた。収獲、調整、選別、結束、水揚げの5項目に細かなチェクポイントを定め、部会員の意識統一を図る。
同部会の主力品目はカスミソウだが、近年、結婚式場や斎場でのトルコギキョウの需要が伸びており、市場の要望に応えようとトルコギキョウの生産を伸ばしている。
同部会にトルコギキョウ専門委員会を設け、品種検討会などを定期的に行い、地域性や季節感、消費者ニーズに合った色や形に応えようと品種検討を重ねている。現在の出荷品種は120種類。
トルコギキョウ山内正春専門委員長は「クリスマスから年末年始の需要期に向けて、管理の徹底と部会員の気持ちを一つにして、高品質な花を消費者に届けていきたい」と話した。