丁寧にギフトの箱詰め作業をする従業員
JA本渡五和は１１月３０日、早熟系ポンカンの初選果を行った。初日は、約２０㌧を関東関西方面へ出荷した。
今年は玉太りも良く品質も良好で、食味が良い。大きさはＬ～２Ｌが中心。
選果場では、生産者が出荷した果実を光センター選果機により大きさ・傷の有無・果実内容で仕分けする。更に選果場の従業員が細かい傷や色づきを見て選別。ポンカンは、独特の甘みがあり、ギフト商材として人気が高い。年内は約半数がギフト商材で、１０㌔、５㌔入りの化粧箱の箱詰め作業に追われる。
ＪＡ村井友三指導員は、「８月までは降雨が多く生育が遅れ気味だったが、９月以降日照を確保できたので生育が回復した。今年は、例年より酸切れが良く、高品質果実に仕上がった。」と話す。出荷は１月から２月にピークを迎え３月まで続く。今年度は、出荷量７００㌧（昨年比１１０％）、販売高１億４０００万円（同１１０％）を計画している。