JA本渡五和レタス部会は、レタスの本格出荷前に出荷要領を確認する査定会を開いた。JA野菜集荷所で生産者・市場担当者・JA関係者30人が参加した。玉レタスの現物を使って、品質や規格・収穫調整について細かく確認し、箱詰めも実践した。秀品と優品の違いについて、葉色やタコアシなどの形状の違いを見比べた。
2014年は、11月中旬の降雨後の高温で生育が進み、大玉傾向で推移している。品質は良好で、11月下旬から出荷を始めた。同部会は、本格出荷に向けて肥培管理や被覆の徹底を進める。
市場担当者は、「これから他の主要産地の出荷減少が予測される。高値販売できるよう品質維持に努めて収穫調整してほしい」と話した。小田豊部会長は「安心安全な生産を進め、基準を守った出荷を徹底してください」と呼びかけた。
出荷は12月から1月にピークを迎え、3月上旬まで続き、関東方面へ出荷する。今年度は、出荷数量450㌧(昨年比同)を計画している。