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放棄地でダイコン収穫/JAあしきた

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収穫作業に精を出す生徒たち


 JAあしきた津奈木基幹支所では、耕作放棄地再生を目指し、同JA青壮年部・女性部、津奈木町と協力して耕作放棄地での農作物栽培を行っている。9日には、青壮年部と女性部員、津奈木町立津奈木中学校の生徒が、大根の収穫と掛け干し作業をした。
 この大根は、同青壮年部津奈木支部の部員が、20㌃の畑で農薬や肥料を使わない自然栽培で育てたもの。当日は、農業体験学習の一環として津奈木中学校1年生40人も参加し、一つひとつ手作業で大根を抜いた後、泥を水で洗い落とし掛け干しした。
 作業を体験した生徒らは「引き抜く作業は、思っていたよりも力が必要で大変だった。出来上がった寒漬を食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。
 同校では、漬物が出来るまでの加工学習体験も計画している。生のまま一度干した大根はその後塩漬けし、再び寒風にさらして「寒漬」という漬物にする。今後も、青壮年部員と女性部員の協力を得ながら、漬物が完成するまでの工程を体験し、収穫した大根や出来た寒漬は、学校給食や町の料理教室の食材として使われる予定。

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