JAやつしろ果樹部会は、八代郡氷川町にある道の駅「竜北」で加温ハウス不知火(デコポン)の品評会を開き、黒田修一さんが昨年に続き金賞を受けた。
9人の生産者が出品した「不知火」を、同部会長と行政、JAなどの担当者ら7人が、果実の外観、形、揃い、糖度、酸度などで審査した。
前田聖也果樹部会長は「8月は天候不順で心配したが、台風の襲来もなく、美しくおいしい果実が収穫できている」と講評した。
品評会に参加した生産者の山本正さんは「良い物だけを厳選して収穫している。おいしいですよ」と自信を見せた。
品評会は、かんきつ類の生産技術成果を競う事による技術向上と消費者へのイメージアップを目的に、毎年開いている。
入賞者は次の通り。
▽金賞=黒田修一▽銀賞=山本明途▽銅賞=開田敦