JAあしきた津奈木基幹支所は、つなぎ改善センターで「でこぽん(不知火)オーナー収穫祭&閉会式」を開いた。県外や県内各地より50組のオーナー総勢180人が参加し、収穫時期を迎えた「不知火」の収穫を楽しんだ。
2011年から始めた「でこぽんオーナー制度」は、加入すると1口2万円で不知火の樹1本と米「ヒノヒカリ」などのオーナーになることができる。収穫した農産物を持ち帰れる他、贈り物として全国発送もできるなど、さまざまな特典があることから、年々会員数が増加している。4年目迎えた今年は、65会員(67口)の契約があった。
各オーナーが6月に選定した樹の収穫作業で「大きく育ってたくさん実がなったね」と歓声を上げた。収穫祭終了後は、同JAの女性部津奈木支部部員手作りの郷土料理を味わうなど交流を深めた。
同支所の本山優蔵支所長(52)は「リピーター(再来訪者)になってくださるオーナーも多い。“また来年も参加したい”と言っていただけるよう、充実感あふれるでこぽんオーナー制度の取り組みを行っていく」と話した。