JAやつしろ八代市果樹部会晩白柚(ばんぺいゆ)専門部会の両日、JA南部総合支所で第5回ばんぺいゆ祭りを開いた。ハウス栽培の贈答用2L・Lサイズの晩白柚が多数展示され、昨年より120玉多い717玉を販売した。
祭りは、八代特産のおいしさをたくさんの人に味わってほしいと毎年行っている。
「八代だけの特産物を贈りたい」「毎年、子供達が楽しみに待っているから」と親戚や知人らへの贈答用として買い求める人が多かった。地方発送を受け持つ宅配業者の担当者は「昨年より多い160件を受け付けた。贈り先は、特に九州内と関西・関東が多い」と話した。
福田誠喜同部会長は「今年は、大玉傾向で、果皮もきれいでおいしく出来ました。ぜひ食べてほしい」と話す。
「晩白柚」は世界最大の柑橘類で、爽やかな香りとジューシーな果肉が特徴。八代地方の特産品で全国生産量の95%以上を誇る。特に年内は贈答用としても人気が高い。 併せて、農機具のミニ展示会、第1回南部地区ふれあい祭を開き、多くの来場者で賑わった。