JA熊本市南部支店専門部会は同支店で、花の栽培技術の向上を図ろうと、切り花品評会を開いた。管内の生産者13人がユリ、カーネーション、バラなど32点の切り花を出品。西田誠也さん(47)が栽培したカーネーション(品種=モエ)が熊本市長賞に選ばれた。審査後の切り花は翌日、市価より安値で地域の住民らに即売した。
審査は、JA熊本市の今井洋介副組合長と、県、市やJAの指導員が、病気や病害虫の被害や、花の揃い、見栄えなどを観点に行った。
徳本和幸部会長は「生産者が減っているが、品評会に出品された花はどれも品質が良い。寒い時期なので花のもちが良く、長く楽しんでもらえると思う」と話した。
その他の審査結果は次の通り。
▽組合長賞=千場教雄(ユリ「ピコ」)▽特別賞=髙本信人(オンシジウム「ゴアラムジー」)