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搾乳もと牛 最高値80万円/JA熊本市

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多くの購買者が集まった市場


 熊本県酪農業協同組合連合会(らくのうマザーズ)は、2015年の初せりとなる、第10回搾乳もと牛セールをJA熊本市畜産センターで開いた。多くの購買者が集まり、出荷頭数111頭のうち、成立頭数は計107頭(育成牛5頭、経産牛34頭、初任牛68頭)となった。最高値は80万円で、初妊牛の平均販売価格は53万4000円だった。
 市場は北海道6市場に次ぐ有数の家畜市場で、搾乳もと牛を年間1500頭以上取り扱っている。沖縄県から山口県までが市場を利用しており、当日は県外から34頭の申し込みがあった。
 初せりに先立ち、らくのうマザーズの吉田孝壽会長があいさつで「4月から乳価が上がるが、引き続き生産コストを下げる努力が必要。生産者の減少が見込まれるが、10年後も現在の生産量24万㌧を維持できるように対策を取らなければばならない」と述べた。家畜市場の活性化を祈願し、牛乳の乾杯で初せりを祝った。

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