女性正組合員活躍に期待／ＪＡやつしろ

　　ＪＡやつしろは、女性正組合員２５０人を集めて、豪華食事付きの研修会を八代市で開いた。研修会は、昨年に続き２回目。女性正組合員に、ＪＡの事業を理解し、事業活動への参画協力してもらうことと、正組合員加入拡大が狙い。
　　研修会では、女性の活動の場を広げる女性大学の取り組みや、八代農業高校らと共同開発したスイーツ「もちベーション」等を紹介した。認知症サポート研修では、京都で実際にあった事件を紹介するビデオを上映。参加者はハンカチを握りしめ、目頭を押さえていた。
　　JAの田島幹雄組合長はＪＡ改革には、市場原理主義の、弱者が淘汰されて強者だけが生き残ると言う考えが見られる。ＪＡ本来の形は、弱者が集まり、力を出し合い助け合う、相互扶助の精神だ。ＪＡの事業は全て、組合員のため、地域のために行っている。皆様方には、今後も女性ならではの感性を発揮しつつ、力添えをお願いしたい」と話した。
　　アトラクションとして、昼食会前に、マグロ２本の解体ショーを行い、捌きたてのマグロの刺身を振る舞った。食後には塩トマト「ロイヤルセレブ」などが当たる抽選会を行った。