熊本県葦北群芦北町湯浦地区に住む福山敏さん(97)宅には、敏さんが2年間で採集したチョウの標本約400点が展示されている。高齢のため今後採集を続ける予定はないが、東京都から取り寄せた専用の網や標本箱を使ったこだわりの標本は、地元の保育園や小学校に寄贈するつもりだと言う。
福山さんがチョウの採集をはじめたのは、2年前の4月から。足腰が弱らないように家の近所で散歩を始めたのがきっかけだった。
春の陽気に誘われたくさん飛んでいるチョウを見て、地元小学校の教員をしていた時代に、児童たちと一緒にチョウを捕り標本を作っていたころを思い出し「芦北のチョウを捕って標本を作りたいと強く思った」と当時を振り返る。
採集時期は、チョウが飛んでいる4月~11月ごろまでで、敏さんが散歩をしながら虫捕り網で1匹ずつ捕まえ、息子の功敏さんの協力を得ながら展翅(てんし=羽を広げる作業)などの標本作りの仕上げを行う。
福山さんは「チョウの名前を本で調べたり、標本までに仕上げたりと家族の支えがあるおかげでここまで集めることができた。標本を見た人たちが奇麗だと喜んでくれるので、寄贈するまでの間は自宅の中で展示し、地域の人や知人らに観賞してもらいたい」と笑顔で話した。
福山さんがチョウの採集をはじめたのは、2年前の4月から。足腰が弱らないように家の近所で散歩を始めたのがきっかけだった。
春の陽気に誘われたくさん飛んでいるチョウを見て、地元小学校の教員をしていた時代に、児童たちと一緒にチョウを捕り標本を作っていたころを思い出し「芦北のチョウを捕って標本を作りたいと強く思った」と当時を振り返る。
採集時期は、チョウが飛んでいる4月~11月ごろまでで、敏さんが散歩をしながら虫捕り網で1匹ずつ捕まえ、息子の功敏さんの協力を得ながら展翅(てんし=羽を広げる作業)などの標本作りの仕上げを行う。
福山さんは「チョウの名前を本で調べたり、標本までに仕上げたりと家族の支えがあるおかげでここまで集めることができた。標本を見た人たちが奇麗だと喜んでくれるので、寄贈するまでの間は自宅の中で展示し、地域の人や知人らに観賞してもらいたい」と笑顔で話した。