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五輪見据えて野菜振興/JA菊池

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  熊本県のJA菊池は、地元の野菜を全国ブランドのしようと発足した「O・V・P(オリンピック・ベジタブル・プロジェクト2020」の報告検討会を菊池市で開き、地域農業のあるべき姿を検証した「ビジョン・アクションプラン」を発表した。今年度からスポーツ選手へのメニュー提案や耕畜連携の推進などを進める。
  同プロジェクトは、高齢化や後継者不足による園芸作物の作付け減少を食い止めようと、同JAの営農指導員と県、市町行政などが昨年立ち上げた。2020年の東京オリンピックまでに「菊池野菜を全国ブランドとして未来につなぐ産地にする」目標を掲げる。
  報告会では、プロジェクトの事務局リーダーを努めるJA営農部園芸特産課の永田智久係長が今後取り組むべき戦略・戦術のプランを説明した。
  戦略は①経営のみえる化②目標のわかる化③つながりをすすめる化④菊池をみせる化‐の四つが柱。産学官による野菜とスポーツのコラボや、管内で盛んな畜産との連携強化を図る。後継者が作りやすい品目の選定も進める。
  永田係長は「県の普及指導計画やJAの第9次農業振興計画にプロジェクトの内容を盛り込み、具体的な取り組みを進めていきたい」と強調。後継者につないでいける力強い野菜産地を目指すとして「指導員が担当分野を越え、生産者や行政と一体で、菊池の元気農業を確立したい」と意気込んだ。

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