早期米の栽培が盛んなJAあまくさ管内で7月25日、県内トップを切って稲刈りが始まった。JA管内の水稲作付面積は1250㌶で、80%の1000㌶を早期米が占める。天草地域は、温暖な気候を生かした早期米の産地として確立している。
3月下旬に田植えをした上天草市松島町の松本峯夫さん(63)は、仲間の農家と3㌶の圃場(ほじょう)で収穫を始めた。「コシヒカリ」25㌃「わさもん」30㌃を刈り取った。「わさもん」は、「きらり宮崎」と「越南175号」の掛け合わせで、食味、収量は「コシヒカリ」と同等。「コシヒカリ」に比べて耐倒状性に優れ、病害虫に強く、出穂期が5日ほど早い極早生品種だ。
松本さんは「日照不足で収穫量は若干少ないかもしれないが、食味や生育状況は例年と変わらない。梅雨の長雨による影響を心配したが、出穂期に晴天が続いたため、例年通りに生育したと思う」と話した。
稲刈りは、8月5日ごろからピークとなる。収穫した米は、乾燥、調整作業を経て28日から管内2会場で検査を受ける予定。集荷数量2100㌧を計画する。
3月下旬に田植えをした上天草市松島町の松本峯夫さん(63)は、仲間の農家と3㌶の圃場(ほじょう)で収穫を始めた。「コシヒカリ」25㌃「わさもん」30㌃を刈り取った。「わさもん」は、「きらり宮崎」と「越南175号」の掛け合わせで、食味、収量は「コシヒカリ」と同等。「コシヒカリ」に比べて耐倒状性に優れ、病害虫に強く、出穂期が5日ほど早い極早生品種だ。
松本さんは「日照不足で収穫量は若干少ないかもしれないが、食味や生育状況は例年と変わらない。梅雨の長雨による影響を心配したが、出穂期に晴天が続いたため、例年通りに生育したと思う」と話した。
稲刈りは、8月5日ごろからピークとなる。収穫した米は、乾燥、調整作業を経て28日から管内2会場で検査を受ける予定。集荷数量2100㌧を計画する。