規格ごとに仕分けする新入職員
ＪＡかみましき管内では、トマトの出荷がピークに入っており、山都町のトマト選果場は、選果作業に追われている。そこで、選果作業の手伝いと農家仕事の理解のため、同ＪＡの新入職員が選果作業をした。
今年は例年にない豊作で、２日間で２万ケース（１ケース４㌔）のトマトが持ち込まれ、職員は選果作業に追われた。山都町管内では、９６戸の生産者が３５㌶で「りんか４０９」を栽培。職員による選果作業は、毎年８月のお盆に実施している。今年は梅雨時期に雨が少なく、トマトにとって好条件が続き、７月下旬に出荷ピークを迎え、連日遅くまで選果作業を行っている。選果した職員は「立ちっぱなしの作業で疲れたが、この作業を毎日している人がいる。大変さを知れて良かった」と話した。
１１月中旬まで選果作業は続き、九州一円へ出荷する。今年は、３６００㌧（対前年比１２０％）の出荷を見込んでいる。