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ニンジン選果所完成/JA菊池

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選果機の始動式で指導ボタンを押す川口組合長(中央)


 JA菊池はこのほど、人参選果施設の落成式を開いた。新設した選果機は、一日の処理能力を以前の2倍の60㌧へと倍増した。掘れたての泥付きニンジンはスピーディーな洗浄、選別で、品質を保持。広々とした保冷庫も完備し、鮮度もより新鮮に保ち、品質の向上と販売ロットの拡大による有利販売を目指す。
 管内の菊陽町、大津町で1965年代に水田転作作物として冬ニンジンを導入。春ニンジンの作付けも広がり、国指定野菜指定産地の指定を受け、県内最大のニンジン産地として生産振興を図ってきた。
 JAは1980年に選果施設建設、1994年に保冷庫を新設し、出荷量を伸ばしてきた。2011年に、たばこ廃作によりニンジン生産農家が増加。処理能力不足、施設の老朽化も重なり、選果の遅れや品質低下の問題等が発生していた。今年1月、人参部会が臨時総会を開き、選果施設の新設をJAに求めた。8月に起工式をし、同JA菊陽中央支所敷地内に建設を進めてきた。人参部会林正弘部会長は「行政・JA協力の中完成した施設に感謝し、部会員が一体となって、品質の良いニンジン作りに励みたい」と話した。

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