JA熊本うき管内で、大豆「フクユタカ」の収穫が順調だ。5日から始まった刈り取りは、平均8㌶で日量約18㌧を収穫。作業能率を上げるため、今年新たに導入した1台を含む汎用コンバイン(作業効率は一日2~3㌶)計6台で、刈り取りは11月下旬まで続く見込みだ。
同JA管内では、5つの営農組合が栽培。管内全体作付面積の約9割を占める城南町では140㌶を作付けている。2013年産は、7月中旬の植え付け以降、天候に恵まれて生育は順調。コンバインは、杉上東部営農組合の3台、杉上西部営農組合の2台、JA所有の1台で、一斉に作業している。
宇城地域集落営農協議会の大澤洋一会長(杉上東部集落営農組合長)は「米・麦・大豆は、食料自給率向上に欠かせない品目。地域に定着した一大産地として、互いに連携をとりながら、生産者が笑顔で収穫できるようこれからも頑張っていきたい。農地集積や作業効率化を図り、営農組合の法人化に力を入れていきたい」と話した。