JA熊本うきは7日、同JA小川町支所で、営農指導員の資質向上と技術研さんを図ろうと、初のパーソナルプロジェクト発表会を開いた。行政やJA関係者など約60人が出席。「トマトの安定生産へ向けての取り組み~ミニトマトTYLCV(黄化葉巻病)耐病性品種比較試験と丸トマト誘引方法(Nターン)の検証~」と題し発表した山下健(JA園芸中央指導販売センター係長)チームが最優秀賞を受賞した。
小崎憲一組合長は「管内は農産物の品目が多く、営農指導に対する生産者の期待も大きい。指導のプロとして巡回を徹底し、今後も指導体制の強化を図っていきたい」と営農指導員に期待を寄せた。1チーム2~3人構成で計13チームが出場。農産や畜産、果樹、花卉、園芸などそれぞれの担当品目でテーマを設定。現状や課題、取り組み内容、考察、今後の展望や目標についてプロジェクトの成果を発表した。
山下係長は「より成果が上がるよう今後も関係機関や協力者との連携を深めていきたい。トマトの安定生産に向けて頑張っていきたい」と抱負を述べた。
その他の主な上位審査結果は、次の通り。
▽優秀賞チーム=山本徹(北営農センター)、立川椋(営農指導部・果樹特産課)