JA菊池大根部会は7日、春ダイコンの出荷本番を前にJA南生産指導センターで出荷査定会を開いた。品種は「春慶(しゅんけい)」「春神楽(はるかぐら)」「桜のとりで」の3種。部会出荷ダイコンを「あさのしずく」とネーミングして姫路、岡山、広島、佐賀、熊本方面へ出荷する。地元JAの直売所「大津とれたて市場」でも人気だ。
同部会中無田昇部会長は「品質良好で、太りも良く甘みもあり最高の出来。多くの人に食べてもらいたい。昨年から学校給食にも提供し、地元の子どもたちに食べてもらえるのがうれしい」と収穫作業に力が入る。
3月下旬には出荷ピークを迎え、日量20㌧を出荷予定。出荷は5月上旬まで続く。2014年産は加工用出荷にも取り組み、無駄なく出荷。昨年より1万ケース多い5万ケース(1ケース=10㌔)を見込んでいる。大根部会生産者は、19戸。栽培面積9㌶。