JA鹿本はこのほど、山鹿市鹿央町にある鹿央グラウンドで第2回夢大地杯少年野球大会および同JA本所横の「夢大地キッズ農園」で地域の児童らを対象とした食農教育を行った。
野球大会は各地区の少年野球チームの親睦を深めてもらおうと昨年から開催しており、大会には管内から4チームが参加。小学校2年生から4年生までの児童らが青空の下、熱戦を繰り広げた。
試合の結果、STジュニアーズ(植木地区)が優勝、山鹿少年野球クラブ(山鹿地区)は準優勝だった。27日と28日に行われる「JAグループ熊本杯」への出場権を手にした。
野球大会の後、キッズ農園で食農教育が行われた。JA職員と鹿央地区青年部員が主催で、農政連鹿本総支部が協賛する食農教育活動は、農園作業を通じて農業・食について学んでもらおうと、今回の取り組みとなった。子供たちは、青年部員から指導を受けながら、ジャガイモやニンジン、ハクサイ、キャベツ等などの植え付け作業を一生懸命行った。
作業後は、女性部が手作りしたおにぎりや空揚げなどが子どもたちに振る舞われた。また、青年部鹿央支部主催の食農クイズ大会が行われた。
子供たちからは「ハクサイの苗をポットから出すのが難しかった。大きく育ってほしい」「試合をして、野菜を植えたあとだったからとてもおにぎりがおいしかった」と振り返った。
今後、キッズ農園で、農作物の収穫体験等活動を行う予定だ。