田端部会長㊨から表彰を受ける優良生産者
ＪＡあしきたは、特産のサラダタマネギ「サラたまちゃん」の出荷反省会を水俣市で開き、生産者や市場、ＪＡ関係者ら約１３０人が出席した。２０１４年産は、台風の襲来もなく、天候にも恵まれ良質なサラたまちゃんの生産ができた。販売面については「ＪＡあしきた丸ごと販売」に伴う計画的な出荷を実践。市場の玉葱不足とも重なり、最初から最後まで高単価で推移し、総販売量は２４２６㌧（前年比１％増）、税込総販売金額３億８０００万円（同３１％増）となった。
サラたまちゃん部会の田畑和雄部会長（６１）が「皆さんの栽培努力と、ＪＡ・市場の販売努力により、１４年産は前年の販売金額を１億円も上回る結果となった。今年も一丸となり取り組み、販売金額４億円を目指そう」と力強くあいさつした。
反省会では、２０１４年産の生産・販売経過報告、１５年産の生産・販売対策などについてＪＡや市場より説明を行った。優良生産者として渕上民雄さん、崎田康人さん、松田浩典さんを表彰。
１５年産の栽培はすでに始まっており、現在、播種作業も大詰めを迎えている。今後は、１０月下旬からはじまる定植作業にむけて、排水対策や病害虫防除などを徹底して行うことを確認した。