JAあまくさ果樹部会は、中晩柑(かん)立木品評会を開いた。管内の各地区を代表して、4部門に34点が出品された。管内の果樹農業および、地域の振興とJAあまくさ推奨品種の栽培に積極的に取り組んでいる優秀な生産者を表彰。その活動内容を広く紹介し、天草果樹産業及び地域の活力ある発展と消費者へのPRを行い、更なる振興を図る事が目的だ。
加温デコポンの部・露地デコポンなどの4部門を、県農業普及部や果樹部会役員ら関係者21人が、玉揃いや外観、肥培管理などで審査。
審査委員長のJAあまくさ果樹部会光崎修一会長は「本年の出品園は、夏場の降雨が多かった事で肥大が良く、着色等外観も大変良く仕上がっていた。特に屋根掛けや露地デコポンの部は、3L中心の玉揃いでレベルが高かった」と話した。
今後は、昨年発生した果皮障害を出さないよう適期防除、収穫に加え、予措・貯蔵まで管理徹底を呼び掛けた。
各部金賞は次の通り。
▽加温デコポンの部=中村勝(栖本支部) ▽屋根掛けデコポンの部=中川徹(牛深支部)▽露地デコポンの部=松尾藤六(新和支部)▽河内晩柑の部=河本徹義(牛深支部)