JA鹿本苺(いちご)部会は、品質に対する意識向上とパック詰め技術の高位平準化を目的に、JAの鹿本町選果場で品評会を開いた。
実際に選果場に持ち込まれたレギュラーパックを無作為に抽出。部会員と鹿本地域振興局農業普及・振興課、地元熊本大同青果、JA職員ら約75人が果形、玉揃い、色むらなどの外観を審査した。併せて糖度検査と食味審査も行った。
現在、順調に2番果の出荷が進んでいる。今年度は日中の温度差があったことから食味は抜群。出荷は5月いっぱい続く見込みだ。
本田和稔部会長は「部会員のパックの詰め方等を確認できる良い機会、参考にしよう。これから天気が良くなり気温が上がるので温度管理には十分注意しましょう」と話した。
今年で「ひのしずく」の栽培が始まって10周年を迎える。2月1日には熊本市高平にあるyou+youくまもと農畜産物市場で熊本県産いちご「ひのしずく」10周年祭が開かれる予定で、試食販売会や限定スイーツ販売などが行われる。