熊本県のJAあしきたでは、新規就農者の営農指導の一環として、微生物資材の活用を進めている。新規就農者から、病害虫や病気等が多く発生しているとの相談を受け、土壌改良を目指し微生物資材を使った指導をした。
専業農家として就農して2年目、芦北町でミニトマトを栽培している勝田慧さん(23)は、昨年圃場(ほじょう)で線虫、青枯れ病などが発生し収量が激減した。担当の森紘史指導員(23)へ相談し、土壌病害対策への取り組みを始めた。
微生物資材を土壌に加えることで、残留老廃物や病害虫の対策と、土壌の改良を同時に行う。また、土壌中の残留老廃物の分解を促し、団粒構造を作ることから、活用2回目からは土壌薫製が必要ない。太陽熱だけで土壌消毒・病害虫予防ができるため労力軽減と減農薬、減肥料にもつながる。
森指導員は「年内の病害虫発生はほとんどなく、一昨年と比較しても格段に良くなっている。また、市場からの評判も昨秋以降上がってきている」と話す。
JAの高峰博美組合長は「生産者の高齢化が進む中、新規就農者対策は今後重要となってくる。付加価値をつけた農作物を作り、生産者の収入増とJAブランド確立につなげたい」と意気込みを語った。
専業農家として就農して2年目、芦北町でミニトマトを栽培している勝田慧さん(23)は、昨年圃場(ほじょう)で線虫、青枯れ病などが発生し収量が激減した。担当の森紘史指導員(23)へ相談し、土壌病害対策への取り組みを始めた。
微生物資材を土壌に加えることで、残留老廃物や病害虫の対策と、土壌の改良を同時に行う。また、土壌中の残留老廃物の分解を促し、団粒構造を作ることから、活用2回目からは土壌薫製が必要ない。太陽熱だけで土壌消毒・病害虫予防ができるため労力軽減と減農薬、減肥料にもつながる。
森指導員は「年内の病害虫発生はほとんどなく、一昨年と比較しても格段に良くなっている。また、市場からの評判も昨秋以降上がってきている」と話す。
JAの高峰博美組合長は「生産者の高齢化が進む中、新規就農者対策は今後重要となってくる。付加価値をつけた農作物を作り、生産者の収入増とJAブランド確立につなげたい」と意気込みを語った。