熊本県のJA菊池は、若手畜産農家の経営力を高める「きくちのまんま経営塾」を開講した。JA熊本教育センターが開く人材育成に向けた「未来塾」修了リポートで、「農家から社長へ きくちのまんま経営塾の開校へ」を発表し、最優秀賞を受賞した同JA職員が企画した。JA改革の実践として、後継者応援に期待が高まっている。期間は来年3月まで。
塾生は、酪農、肥育、繁殖、養豚などの畜産農家の後継者20、30代の18人。中には、次男なので独立して、新たに一から酪農経営を目指す20代、勤めを辞めて酪農を継ぐために学ぶという20代の女性もいる。
両親や妻と酪農経営に取り組む永田大貴さん(24)は「昨年第1子が誕生し、父親としてこれからの生活設計を見つめたいと塾に参加した。自分の目標をしっかりと定めて頑張りたい」と話した。
塾長の三角修組合長が「わが家の経営を見つめ、分析し、自分で開拓して、ビジョンを磨いてほしい。畜産の未来を担う皆さんに期待する」とエールを送った。
第1回は、JA情報センターで開き、塾生は自分の生活設計(ライフスタイル・畜産経営)の目的として、「もうかる経営」「酪農の魅力発信」「笑って暮らせる生活」などを上げた。目的達成に向けて「規模拡大」「質の向上」「コスト削減」などを具体的に書き出した。
同塾は、毎月1回開く。今後は、作業の数値化、農業簿記、決算書、経営計画など、経営者として必要なノウハウを学ぶ。
塾の事務局は提案者であるJA畜産部職員の中村壽宏さん(32)。中村さんは「JA菊池の要である畜産とJA菊池の未来永劫(えいごう)への願いを込めて、若い後継者を応援し、サポートしていきたい」と話している。
塾生は、酪農、肥育、繁殖、養豚などの畜産農家の後継者20、30代の18人。中には、次男なので独立して、新たに一から酪農経営を目指す20代、勤めを辞めて酪農を継ぐために学ぶという20代の女性もいる。
両親や妻と酪農経営に取り組む永田大貴さん(24)は「昨年第1子が誕生し、父親としてこれからの生活設計を見つめたいと塾に参加した。自分の目標をしっかりと定めて頑張りたい」と話した。
塾長の三角修組合長が「わが家の経営を見つめ、分析し、自分で開拓して、ビジョンを磨いてほしい。畜産の未来を担う皆さんに期待する」とエールを送った。
第1回は、JA情報センターで開き、塾生は自分の生活設計(ライフスタイル・畜産経営)の目的として、「もうかる経営」「酪農の魅力発信」「笑って暮らせる生活」などを上げた。目的達成に向けて「規模拡大」「質の向上」「コスト削減」などを具体的に書き出した。
同塾は、毎月1回開く。今後は、作業の数値化、農業簿記、決算書、経営計画など、経営者として必要なノウハウを学ぶ。
塾の事務局は提案者であるJA畜産部職員の中村壽宏さん(32)。中村さんは「JA菊池の要である畜産とJA菊池の未来永劫(えいごう)への願いを込めて、若い後継者を応援し、サポートしていきたい」と話している。