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トマト、ミニトマト本番へ/JA阿蘇

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・生育順調 6億円を計画
  JA阿蘇南部トマト部会は、南阿蘇村で生産者や市場関係者、JA関係者ら約100人が出席して、2015年産南部トマト部会出荷査定会を開いた。
  出荷数量46万2000㌜(1㌜4㌔)、販売高6億円を計画する。
  本格出荷を前に浅尾継也部会長が「農業を取り巻く環境は厳しいが、1㌔詰めの出荷形態への取り組みなど、生産者一丸となって前年度実績を上回りましょう」と力強くあいさつした。
  15年は昨年のような寒の戻りもなく、順調な生育。7月上旬に出そろい、中旬以降に出荷ピークを迎える。
  販売担当の田上伊織さんは「おいしい阿蘇トマトを消費地に自信を持って届けていきたい」と力強く話した。
  同部会は、圃場(ほじょう)の土壌分析を行い、必要量を施肥しコスト低減を図る。15年産作付面積は、19・4㌶(前年比88%)、栽培戸数70戸(同95%)で、6月から11月まで出荷する。

・リーダー産地めざす
  JA阿蘇白水ミニトマト部会は、南阿蘇村で生産者ら約50人が参加して2015年産出荷査定会を開いた。本格的な出荷を前に、等級や出荷要領の確認を行った。名実ともに夏秋ミニトマトのリーダー産地となるべく、品質の安定と生産量の確保に努め、安定供給できる「力のある産地」づくりを目指す販売基本方針を掲げた。
  足立輝晃部会長が「安全・安心な阿蘇のミニトマトを消費者に届けていきたい。部会一丸となって取り組もう」とあいさつした。
  15年は、昨年のような極端な冷え込みもなく、生育初期は順調。梅雨入りし、日照不足による生育の遅れを懸念するが、早い作型では8、9段花房開花期を迎えている。担当の古澤勝己さんは「今後は着果負担の掛かる時期になるので、かん水や追肥など、樹勢維持に重点を置いて指導したい」話した。
  同部会は、県野菜振興協会から団体功労賞を受賞するなど、例年、高品質の商品を出荷しており、市場の評価も高い。
  15年は生産者18人(前年比86%)、作付面積4・6㌶(同90%)で、出荷数量95万パック(1パック200㌘)、1億3000万円の売り上げを計画する。

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