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「ヒゴムラサキ」出番/JA阿蘇

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収穫作業をする桐原部会長

収穫作業をする桐原部会長

  JA阿蘇南部なす部会は、特産のナス「ヒゴムラサキ」の本格的な出荷を始めた。2015年産は、定植直後の朝晩の冷え込みで生育の遅れが心配されたが、生産者の温度管理の徹底などで、昨年と同時期の出荷スタートとなった。
  「ヒゴムラサキ」は、10年前に高森地区の特産品として導入した。
  果肉が柔らかく、果物のようにそのまま食べることができる。調理しても、他の野菜類に色が移らず仕上がるため、扱いやすいナスとして年々、市場や消費地の評価は高まり、リピーター(再来訪者)が増えている。
  桐原勝幸部会長は「安全・安心なナスを消費地に届け、おいしさを知ってもらいたい」と強調。桐原部会長のハウスでは4月下旬までに定植したものを収穫している。大きいもので長さが約30㌢と、例年に負けない出来となっており、12月末まで県内を中心に東京や名古屋、福岡などの都市圏に向けて出荷する。
  同部会は、今年も天敵昆虫のスワルスキーカブリダニの導入面積を増やすことで、安全・安心な栽培に取り組むことを重視。知名度向上のために、関東地区での販売促進も計画する。

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